モーセ山

モーセ山(シナイ山)は、シナイ半島南部にそびえ立つ標高7,000フィート(約2,200m)の山です。この地でモーセが神から十戒を授かったと多くの人に信じられていることから、その山頂は、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の3大宗教が交わる神聖な地としての役割を果たしています。麓には、セントカタリナの街により建造され、1,500年の歴史を持つ聖カタリナ修道院が建っています。この修道院は、ユネスコの世界遺産に登録されているだけでなく、現在もなお機能する世界最古のキリスト教修道院となっています。麓での宿は、プールのあるホテルから温かくもてなしてくれるベドゥインのキャンプまで幅広く選ぶことができます。一番の見どころは、モーセ山の頂に他なりません。山頂に辿り着くルートは2通りあります。比較的行きやすい方がシケット・エル・バシャイトと呼ばれるルートであり、もう1つは訳すと文字通り「モーセの道」となるシケット・サイドナ・ムーサと呼ばれる、より険しいが遠回りせずに辿り着けるルートです。後者のルートは、3,750段におよぶ「懺悔の階段」を上っていくため、体力に自信のある方向けです。日が落ちる前に山頂に辿り着き、神が啓示を与えた地で存分に感動を味わえるように、早めに出発しましょう。夜にはテントを張り、光り輝く広大な星空を眺めれば、その世界を独り占めした気分になれます。日の出を眺めるのも荘厳でスピリチュアルな体験なので、寝過ごさないようお気を付けください。輝く太陽が果てしなく続く山稜に浮かぶ光景が見られます。また、下山中に朝の熱気に負けないよう、しっかりと準備をしておくことだけご注意ください。山頂の他にも見どころはたくさんあります。ベドウィンガイドを探して、ラクダに乗って移動し、目の前に広がる素晴らしい歴史について学びましょう。あらゆる要素が混ざり合った文化や文明を吸収できるはずです