ヌビア、尊き心を持つ者の地

追加した日 12 17, 2017

ヌビアは、ナイル渓谷の一角に位置し、第1急流から第4急流にまで広がっています。

上ヌビアはエジプト国内の北から南へワジハルファの第2急流まで320kmに及ぶ地域で、下ヌビアはスーダン国内に位置します。

ハイダムの建設後、ナセル湖が古ヌビアの土地に作られ、アブ・シンベル神殿やフィラエ神殿などの多くの古代遺跡が水没しましたが、のちに救済されました。しかし、このような取り組みがあったにもかかわらず、永遠に失われた遺跡もあります。

ヌビアには3つの主な部族が暮らしています。Bano Rabei'aやJuhaynaなどのAl Arab、Awalad WanasやAl AshrafなどのAl Kenouz、そしてFadetgdaです。

ヌビアの人々は、真に誠実なことで知られます。彼らは生まれながらのアーティストであり、一生涯をナイル河岸で過ごすことを望んでいます。

ヌビア人が得意とするビーズ細工、刺しゅう、ロザリオ、宝飾品類といった工芸品は、非常に特別でありながらも日常的なもの。他にも、花崗岩、玄武岩、大理石などの強靭な材料を使った彫刻も作られています。

ヤシの木のさまざまな部分から作る籠細工やなどの手工芸品はじめ、ヌビアの人々は数々の物作りを極めており、その作品には農業とナツメヤシの栽培についての豊富な知識が深く根差しています。

香辛料が効いた豊かなヌビア料理からは、彼らの精神と人生観が見て取れます。

ヌビア人は、人類史上最も古くから神を知っていた人々。迷信や神話が生活の中で主な役割を果たしています。ヌビアの人々にとって、カラスやフクロウは破壊や災難を表すものであり、花やバラは愛と友情を表すものです。ヌビア人にとっての剣は、勝利と勇気を表しています。三日月と星は宗教的なシンボルであり、楽観を表します。同じく黒猫も、世界中の大多数の文化とは反対に楽観と喜びの象徴。水差しへの絵付けや祈願用のカーペットは、ヌビアの人々にとって純粋さの象徴です。